陰陽師と歴史と聖徳太子

陰陽師の歴史は古く、陰陽五行説を紀元600年頃、聖徳太子をはじめとする貴族や学者たちが、百済からの仏教僧から話を聞いたことから始まったということですが、もう1400年も前から日本の文化に影響を与えていたということになります。しかし仏教僧が陰陽道を伝えたということも、おかしな話で、教理がまったく違うのですが、その頃からさまざまな影響を与えたり受けたりしてきたのが仏教だったということになり、日本が独自にカスタマイズしたという考え方は違っているのかもしれません。陰陽五行説ということでは、歴史はさらに古くなりますから、日本の陰陽師の歴史は中国でさらに古くなるというルーツにたどり着くわけです。そのことを考えても、文化遺産ということでも非常に歴史的な価値があるということがわかります。その点からも魅力的な興味の尽きない職業ということになります。

陰陽師の役割とエンタメやインターネット

陰陽師の役割ということでは相手が国家だったものが、今では民衆に移ったということですが、特にインターネット社会なので、意志の疎通ということでは、インターネットで十分ということで、その中での陰陽師の役割が重要ということになります。この場合には精神世界の影響がおもなので、さまざまな精神世界の仕組みをまず理解しているということがポイントになります。人間がどのように感じて、何を求めているかということですが、それを与えることができる陰陽師でないと生き残れないということになります。インターネットでは情報があっという間に広がるので、良い評判も悪い評判もあっという間に知られることになるからです。またエンターテインメントの要素も必要になります。人間は見た目や権威などで8割がた判断してしまう生き物だからで、とくに伝統ある存在は、それが非常に大切になります。

陰陽師の歴史と時代の変遷

陰陽師とは陰陽寮を中心とした管理の組織の官職だったということは、よく知られていることです。それが千数百年を経て変化して今に至ったということですが、その歴史も面白いということで、例えば時代が変わる時に官吏としての役割だけでは食べていくことができなくなった時に、民間に入っていくということは陰陽師だけではなく、同じ立場の人たちが決まって考えた方法だろうということで背に腹は代えられぬということから、そのようになっていったということは目に見えるようですが、そのような歴史的変遷で消えていく文化もたくさんあった中で、陰陽師が今も残っているということは、代々伝えられてきた人たちが非常に優秀だったということが言えるということになりますし。また求めている民衆も後を絶たなかったということになります。つねに世の中に必要とされてきた歴史があるということにもなります。