道案内としての陰陽師

誰でも幸せになりたいということは間違いないということで、幸せになるために生きているようなものですが、その実現の方法は人さまざまです。例えば仕事で生きがいを見つけたり、人間関係で見つけたり、幸せな家庭を築くことで見つけようとしたりします。また何かの物質を得るということで、幸せを得たいということもあります。ブランド品を集めたり、貴重な宝石だったり、一般の人がガラクタと感じるような骨董品を集めたりと、その幸せ感はそれぞれの個性で非常に異なります。しかし、幸せになりたいということは共通しているのですから、また厄介とも言えます。そしてそれらの複雑な感情や環境、また遺伝などが絡み合って運命が決まってくるということで、自分でも行き先がわからずに判断がつかない状況にもなります。それらの道案内ということで陰陽師を選ぶ人もいるわけで、古来それを実行してきたのも事実ということになります。

陰陽師と阿部清明と伝説

世の中には不思議なことが多くありますし、今ではインターネットで世界中のそのような不思議な出来事が動画でリアルタイムにアップされているということで、理解しがたい不思議な現象もたくさん生まれているということがわかります。それは日本でも同じで、陰陽になどの映画や小説で有名な阿部清明という歴史上のヒーローといえる人物の伝説などの話を読んでも千数百年前からそのようなことが日本でも起こっているということがわかります。それはもっと前からも起こっていたということで、今でもなくなっていないということからすると、確かに存在するということも言えるということに結果から見てわかります。陰陽師はその交通整理をしてきた人たちで、その中でも一番のヒーローが阿部清明ということになるのだろうということですが、この人を境に官職から呪術的傾向が強まったともいえるようです。

運の良し悪しの判断と陰陽師

人生では誰でも運が良いと感じる時と運が悪いと感じる時があります。本当ならば、今もなくなっている人たちがたくさんいるのですから、今生きているだけで、どれほど幸運かわからないのですが、そのようなことは幸運とは考えず当たり前のように過ごし、その中で自分の望みがかなわないことが運が悪いということで、望みがかなえば運が良いとなります。また他人と比べて、自分のほうが恵まれていると感じれば幸福で、劣ると感じれば不幸だとなります。比較する対象が変われば、まったく結果も変わってきますが、そのことは考えないで運の良し悪しを決めているという、非常にわがままな人間でもあります。そのような人たちを相手に千数百年も指針を与えてきたという陰陽師ですから非常にできた人たちということが言えます。また権威ということでも明治時代初期まで一定の地位があったということでも信頼できるとなります。